戦国無双の刀剣展の模様
館内の展示の様子はこんな感じです
作品は
ゲームのキャラクターのイラストともに展示されています
真田幸村キャラが持つ十文字槍
作品の説明書きによると
十文字槍は平和な時代には不要な実用本位の武器だったため
その制作方法はすでに失われてしまっているそうです
この作品を制作するために刀匠たちによる研究会も開催されたとか
幸村の兄
真田信之キャラの直刀
一本の柄の両端に直刀を取り付けた武器
ゲームでは
刀身の一本が柄の中に収納され
武器を振り回すと反対側の刃が飛び出すのだそうですが
現代の銃刀法ではこのような構造は美術品刀としては認められないため
この作品では最初から両側に刀身が出ている状態で作られています
加藤清正キャラの片鎌槍
加藤清正の片鎌槍は
歴史の好きな人は承知でしょうね
有名な虎退治の際にも使用している槍が片鎌槍だったような
前田慶次キャラの鉾
イラストの持つ槍とは少し違いますね
イラストのような二叉鉾は銃刀法上出来ないのだそうです
森蘭丸キャラの大太刀
かなり長い刀です
全長が2メートル以上もあるそうです
こんな長い刀
どうやって鍛えるんでしょう
ほかにもいろいろとありましたが
これらの作品を制作するには大変な苦労があったでしょうね
構造や形状
ゲームなら好きなようにできますが
制作上不可能な形状もあるでしょうし
銃刀法に規制もあるでしょうし
作り上げた刀匠の方に敬意を表したいと思います
こちらは
ゲーム仕様の刀剣ではなく
仙台藩伊達家伝来の刀です
この戦国無双の刀剣展
今後
巡回展の計画があるようです
とりあえず
11月26日まで
岩国美術館で開催されるようですので
興味のある方は行ってみてください
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